Seasidebreeze

アクセスカウンタ

zoom RSS 定電圧源とインダクタンス、理論と応用

<<   作成日時 : 2015/05/07 00:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

インダクタンス(コイル)は電源回路やフィルタ等、多くの用途で使用されます。

定電圧源にインダクタンスを接続した場合、V=Ldi/dtの関係が成り立つことから

di/dt=V/Lの割合でインダクタンスを流れる電流は増加し続けます。

(Vは左図のインダクタ基準で逆時計回り方向が正、iは時計回りが正になっていることに注意)

image20150507-01image2010507-02

実際にはインダクタンスには部品ごとに定格電流が定められており

定格電流以上の電流が流れた場合にはインダクタンスの特性は

失われてしまいます。

この場合、ほぼ短絡と同等となり発熱や故障の原因となるので

定格電流以下の範囲でインダクタンスは使用しなければいけません。

image20150507-03

インダクタンスの特性が失われてしまう原因は、コイルのコアが飽和し

磁束密度を維持できなくなることと、発熱により比透磁率が低下して

しまうことにあります。

 

フェライト素材のコアの場合、インダクタンスの低下は急激に起こるため

短時間であっても(可能であれば1点故障時であっても)定格電流の

範囲で使用できるよう設計されるべきです。

 

最近では鉄素材のコアを用いた小型のインダクタンスが利用できるように

なっており、より小型化が必要な用途では採用が進んでいるようです。

鉄素材の場合、インダクタンスの低下は緩やかに起こり、なおかつ

高い比誘電率のコアから得られる低い直流抵抗、部品の小型化の

メリットがあります。一方でやや大きなヒステリシスを持つため、小電流の

用途では鉄損が大きいというデメリットがあります。

 

インダクタンスの選定にあたっては、安価で鉄損が小さいフェライト素材の

インダクタンスを採用するか、銅損が小さく小型、定格電流が大きい鉄素材の

インダクタンスを採用するか、電源回路の設計にあたっては検討が必要と

なります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
リンクを含むコメント文は書き込みできません。
定電圧源とインダクタンス、理論と応用 Seasidebreeze/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる