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昨日の夜に、なんかテレビで芸能人ぽい人たちが 政策討論みたいなことをやってたので見ていたのですが・・・。 その前半の30分で出てきた話で 「義務教育を廃止する」というのがありました。 私としては・・・国が基本的に運営している義務教育を なくすというのは国策としてはまったく愚かな選択としか いいようがないかなぁというところ。 たしかに、才能があると思われる子供に対して 英才教育を受けやすくするという意味で 既存の義務教育の画一的なものが多い内容は 不満も多いと思いますが、義務教育を廃止するのは 社会的に格差を非常に助長する構造を作り出す選択だと いえるでしょう。 特に、地域格差と経済格差により経済的弱者が非常に多くなると 思われます。 現在、日本には平成大合併前の基準から市制を敷くことのできた ある程度人口、経済的に余裕のある地域にすむ人が 4割をしめます。 それ以外の6割の人はそうではない状況にあるといえます。 義務教育がなくなれば、基本的に法人により教育が賄われるように なるのでしょうが、都市部に何かの理由で移れない人は 競争が少なく、質が高くない教育に甘んじざるを得ないのでは ないでしょうか? 田舎にある私立学校がたいした評価を得られていないのは 競争が少ない田舎ではよくあることですし、地元では 公立学校のほうが地域的競争により評価が高い教育が 得られるなんて状況も多いです。 田舎に住む人の価値観を曲げてまで、都市に移ればいいじゃない? という議論がなされるとすれば、全く日本の中の多様性を無視した 意見ではないでしょうか。 また、経済的負担もかなり大きいです。 義務教育では基本的に授業料は非常に安価or無料ということですが そうではなくなった場合、公的に賄われていた年60-100万(1人当たり) という教育費を親が負担することになります。 年収250万以下の経済的弱者の人にとってはこの負担を 9年(事実上12年?)続けるのは非常に厳しく、教育を受けられない 人も出てくることでしょう。 また、2人以上の子供がいる場合は、その負担を考えて 高等教育を諦める人が出てくるのは容易に想像できます。 義務教育の範囲がなくなるということは、経済的弱者にとって さらに生活向上の機会を奪われることになるでしょう。 例えば、学校に行かずにアルバイトor企業に就職するという 選択もあるとされていましたが、こうした教育がなされないままの 人が昇進の機会をどれほど得られるのでしょうか? 比較対照、根拠から結論へという思考が不十分な学力的弱者が 経済的にどうあつかわれるか・・・。昇進を考えなくていい ただ安価で質の低い労働者として扱われるのは目に見えています。 こうして経済的弱者は、雇用者に搾取される形であつかわれ より経済的弱者の立場に追い込まれるでしょう。 経済的に中流階級にある人でも、教育に興味が薄い人または 経済的負担が気になる人の教育水準はより低くなり 世代を経るごとに経済的弱者に陥ることとなるでしょう。 ある程度教育に関心があり、経済的に余裕のある 年収600万以上の中流階級はまだ中流階級にとどまることが できますが、生活水準が低くなるのは実感できるに 違いありません。 英才教育を受けるためには、やはり専属の教師を賄えるほどの 経済的余裕が必要でしょう。こうした人に補助が多く行われるなら ますます経済的格差は広がるでしょう。 現在の水準でこうした教育を可能とする収入は年1500万。 しかしながら、日本でここまでの収入を得られる人の割合は 1割にも届きません。 たしかに英才教育を受けやすくし、専門性の高い教師を 経済的強者に集中させることで、日本人の5%程度は かなり恵まれた状況に到達することができるのかもしれません。 知的財産により国際的優位を得るという最近の傾向からも 特に矛盾しているとはいえないでしょう。 しかし、それを実現するために義務教育を廃止すれば 恵まれた立場に立てるようになる人の5倍以上の人が 経済的弱者に陥ることでしょう。 平均知識水準は下がり、犯罪が増え、社会的に不安定に なるかもしれません。 義務教育の廃止は、社会的に格差を助長する構造を作り出し、 優遇された人よりもはるかに多くの人を不幸にするでしょう。 国策としては、愚かな選択だと思います。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
そうですね。 |
Aoy 2006/10/23 00:17 |
あまりに極論すぎて、ただひたすら批判的なことばかり |
altoria 2006/10/23 16:25 |
> altoriaさん |
tetsu 2006/10/31 02:56 |
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